2015年01月21日

大神島

サワディカップおすまし

ウワガ・タイのKonoです。 宮古島、朝から雨が降ってます。


先日大神島を少し紹介しましたが、今日は島で会ったおじー、おばーの話を。


島尻港から船で
大神島


15分程で着きました。

港を降りると右と左に細い道路があります。

とりあえず左へ、少し歩くと白い砂浜が見えてきました。

その砂浜に白い装束を着た女性がいます。
お祈りをしているようです。

さすが大神島だと関心しながら、じゃまにならないように通りすぎると、
奇石(ノッチ)と呼ばれる、キノコの形をした岩がいっぱい立っている海岸に着ます。
ここで道路は終了、一周は出来ないようです。

来た道を引き返します。

少し先を歩いてたさゆりちゃんとのぶちゃん、先程の砂浜の女性とお話しをしています。
この女性の方から声を掛けていただいたそうです。

砂に置いた紙の上に白い小さなおもちのようなのがきれいに2,30個並べられ、
黒いひらっべたい線香が供えられています。
今日は日がいいので、お祈りをしているそうです。

で、一緒に座り込んでいろいろお話を伺いました。
よく見ると、顔には深い皺、長い年月を感じます。
昭和6年生まれだよとおっしゃってました。
でも、活気があってすごくお元気なおばーです。

生まれてからずっと大神島で暮らしているよ、
子供や孫たちは皆、宮古や本島にいってるさ。

そして、一番興味深かったお話しが、
この島を訪れた観光客の人が、この浜できれいだと思って珊瑚のかけらや貝殻をもってかえり、
仕事先の事務所に飾っておいたそうです。
すると、その会社の人が病気になったり、身内に不幸が続き、
ある人にみてもらったら、何か【氣】があるものを持ち込んでいないかと言われ、
大神島から持ち帰った物を返しにきたそうです。
それで、その人の周りからは災難がなくなった、ということです。

ここ大神島でこのおばーから聞くとすごく納得です。


また港に戻り、桟橋の前にある休憩所で昼食。
食堂が最近できたというのは聞いていましたが、シーズンオフだし営業していないと思って、
ジューシーのおにぎりを持っていきましたが、


おぷゆう食堂
大神島


やってました。

お昼は食べたけど、寒いので中へ、


コーヒーを注文
大神島


なんと、150円
島も値段も時代が止まっています。


で、食堂に置かれていたのが
大神島


この写真集【大神島 記憶の家族】

沖縄が本土復帰した1972年、大神島の全23世帯の家族の写真と、
その同じ家族の20年後を写した写真集です。

最初の写真には皆大家族です。
そして、20年後、新しく誕生した家族もいますが、
ほぼ半数以下になり、老夫婦のみという家族になっています。
すごく感銘を受けた写真集でした。

全世帯と書いてあるので、食堂のおじさんにこの中に写っているの?
と聞いたら、ちょうどその時は島を出てたんだよと言ってました。

そしたら、隣にいたおじーが、”おれ載っているよ”
え~本当!
港に着いたとき、ウェットスーツを着ていた人で、
何獲っているんですか?と聞いたら、
海ぶどうの養殖やってんだよ、と言ってたおじーでした。

43年前と現在
大神島


左端のジャージを着ているのがおじーだそう。

当時中学生で、その時の事は今でもよく覚えているそうです。
まあ、小さな島で全部の家族を撮っているんだから、一大イベントだよね。


皆さんも大神島に行ったら、おぷゆう食堂で、

非常に貴重な島の記録
写真集【大神島 記憶の家族】ぜひ見てください。


この後、今からここでお祈りが始まるからね、ということで我われは退去。
島外からも人が、近くの人達も集まってきました。
そうゆう日だったのかな。


タイ古式マッサージ◆ウワガ・タイ~ヌカーヌカ~◆
宮古島市平良西里709-3 3F
080-6499-9388
ホームページもご覧ください
http://uwaga-thai.com/


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Posted by キングオブサイアム at 16:28│Comments(0)宮古島日記
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